世田谷区下北沢TKC小出絹恵税理士事務所
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1999年3月号 【奥様は経理担当重役】
・赤字会社が多い理由
・「キャッシュフロー」
・利益はいくら必要?
・貸し出しは更に厳しくなる?

1999年2月号 【奥様は経理担当重役 H視点を変えたら?】
・売上が全てではありません。
・自社の体質を知る
・経費の掛かり方は?
・借金体質になっていませんか?
・在庫が増えていませんか?

1999年1月号 【奥様は経理担当重役 G経理を会社経営の右腕・羅針盤に】
・「経理」の仕事は?
・コンピューターで変わる経理の仕事
・プロをどう活かすか
・戦略会計の勧め




◆1999年3月号

奥様は経理担当重役

日本では、資本金1000万円未満の会社の72%、何と4社に3社近くが赤字という状況です。貸し渋りや企業が格付けされる時代にあって、赤字経営で会社が成り立つのでしょうか

赤字会社が多い理由
会社が赤字経営でも成り立つ理由は、役員報酬と借入れにあります。
役員報酬なら、給料日にお金がなくても、一部未払いにすることもできます。お金が足りなくなれば、役員から借入れをしたり、今までなら金融機関から不動産を担保に借入れをすることもできました。
経営者の中には、法人税を払うくらいなら、役員報酬を支払いたいという方もいて、結果として赤字経営になっている場合もあります。 もっとも今は赤字会社ですと、融資が受けられないような状況にありますから、経費削減の一貫として、役員報酬も引き下げて、黒字を出すべく必死の努力をしている会社も多いのではないかと思いますから、節税なんて関係ないと思われるかもしれませんが。

◇「キャッシュフロー」
キャッシュフロー、最近、耳にする機会が増えている言葉なのでは?
キャッシュフローとは、現金収支のことです。キャッシュフローの大切さが言われるようになった背景には、今までの【含み】を基本とした経営が成り立たなくなってきたという事情もあります。
借金も「土地や株を売れば返せる」という考えから「会社の儲けから返す」という考えに変わっているのです。「借金を返すキャッシュがありますか?」ということになります。
借入金の返済は
【(税引き後)利益+減価償却費】の範囲でまかないます。
ご存知のように借入金の返済は経費にはなりません。借入金は利益から返済するのです。 「現金は支出されるが、経費にはならない借入金の元本返済」と「現金支出はないけれど、経費となる減価償却費」とが同額ならば、結果として資金収支と損益とが一致することになりますが、現実はそう上手くはいきません。
借入金の返済が経費とならない以上、収支トントンや、赤字会社の場合の返済原資はどこに求めるのでしょうか。
返せるあてのない融資はできないというのが道理。金融機関が赤字法人に融資をしないのも、そういう理由によります。
税負担を少なくするために、お金を使い、結果として手許資金が無くなって、資金繰りにも支障をきたすようでは、安定した経営は望めません。
これまでの税負担を重視した経営から、キャッシュフローを重視した経営に転換することが求められていると言えます。

利益はいくら必要?
年間に借入金をいくら返済していますか?
月に20万円、年間で240万円の元金返済をしている会社の場合、
@ 減価償却費が100万円であれば、
A 240万円ー100万円=140万円
の税引き後の利益が必要です。
税金を支払った後に140万円の利益を残すためには、税負担を40%として、
B 140万円÷(1ー0、4)=233万円
の利益を出す必要があります。
これは借入返済のために必要な利益ですから、経営基盤強化のためにはこれを上回る利益の計上が必要となります。借金体質からの脱却を目指して頑張って下さい。利益を出せる会社は良い会社なのですから。

貸出しはさらに厳しくなる?
銀行の貸出し姿勢は今後ますます厳しくなるものと思われます。金融再生委員会が1月25日に決定した「不良債権の引き当てガイドライン」がそれを示しています。これは国が銀行に対して、不良債権の区分と貸倒れの引当率の目安を示したものですが、その基準の厳しさに、銀行関係者から反発が起きています。「これでは、赤字会社が7割にもなる中小零細企業には、融資できなくなってしまう。」という声すらあるのです。
赤字が2期以上続く会社には、新規融資が困難なばかりか、融資の引揚げをせざるをえないとの声も出ているくらいです。赤字会社でも、業績改善の見込める「経営計画」があるかどうかで、不良債権かどうかの判断が分かれます。5年以内に債務超過の改善が見込める経営計画があるかどうかというようなことまで判断材料とされます。
「中小零細企業で、経営計画を作れる会社がどれだけありますか。」という銀行マンの声も聞こえます。経営計画を立てることができるということだけで、会社の評価が上がるのです。先を見た経営の第一歩。経営計画を作ってみませんか?


詳細は こちらから小出絹恵税理士事務所にお尋ねください。
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◆1999年2月号

奥様は経理担当重役

H視点を変えたら?

把握しているつもりで以外と気づいていないこと、分かっていないことがあります。
チョット視点を変えてみませんか。思いがけない道が開けていることに気が付かれるかもしれません。

今年を1999年と読めば「9(苦)が3つも続く年」と読めますが平成11年と言いかえれば「11(イイ)年」と読む事ができます。
今年はうさぎ年。うさぎと言えばすぐ思いつくのが「うさぎとカメ」です。
このお話は油断大敵と解釈するのが一般的ですが、「本当にうさぎとカメが競争したらどちらが早いと思う?」と聞かれた時には、何と答えられますか?
「それは、うさぎの方が早いに決まっているでしょう。」でしょうか?
でもそれは、陸の上ですよね。海の中では果たしてどうなのでしょうか?
視点を変えてみたら、全く違った世界が開けませんか?
月次決算の数字は迅速につかむことが大切なのは勿論ですが、その数字をどう読むかがより重要と言えます。

◇売上が全てではありません。
つい売上高の上下に一喜一憂しがちですが、売上の額よりも大切なのは、利益です。
いくら売上が上がっても、経費がそれ以上に増えていたら何もなりません。
それはまた逆も言えることです。近年は、売上が下がっているという場合も多いかと思いますが、そのまま利益の減少につながるとは限りません。売上が下がっても利益が上がっている会社もあります。
売上が下がっても利益の出る体質に変えることができれば、大変なチャンスです。


自社の体質を知る

◇経費の掛かり方は?
固定費と変動費のことは今までもお話してきましたが、自社の固定費の額を具体的に把握する良い方法があります。
過去の決算書を勘定科目毎一覧表にしてみて下さい。売上高、仕入高、賃金給与、役員報酬、地代家貸、・・・等、科目毎に年度順に金額を横に並べて見て下さい。売上の増減に関係なくほとんど同じ金額が発生している勘定科目があると思います。
それが固定費です。家貸や人件費の多くが固定費です。
固定費が多いと、売上が下がった場合に、すぐ赤字になってしまいます。
自社が固定費の高い会社であれば、固定費を下げる体質改善をする必要があります。
売上が下がっているにも関わらず、下がらない経費をどう下げたらよいのか。
固定費だから仕方ないと、諦めてしまうのではなく、変動費化することが出来ないかを考えてみることも有効です。アウトソーシング(外注)もその一つです。
今年と同じような売上の年度が過去にありませんでしたか。その時の経費と今年の経費を比べてみては如何ですか?

◇借金体質になっていませんか?
貸借対照表も同じように資産、負債、利益を勘定科目毎に時系列並べてみると自社の体質が見えてきます。
借入金が全く減少しないで、逆に毎年増加しているような場合は、借金依存体質に陥っている危険性があります。
借入金は毎年返済によって、減少していくのが望ましいのですが、返済しでもまた同額かそれ以上を借り入れるということを繰り返しているような場合には、銀行の対応の変化によって資金繰りに支障をきたすことにもなりかねません。

◇在庫が増えていませんか?
棚卸資産については、年度で在庫の増減を把握するのでは、遅いように思います。
ラフでも結構ですから、在庫の動向を把握して下さい。
製造業の場合には、、製品を作っていることで安心しているということのないようにする必要があります。お客様に買っていただいて初めて売上になるのです。
それは、小売業でも同じです。「これならうれるはず」と自分が見込んで仕入れた商品ですと、つい仕入れ過ぎが起きてしまいがちです。消費者は飽きっぽいですから、在庫の山を抱えることのないようにするためは、時間差のない仕入れが大切になります。
常に在庫を把握できる体制を、如何に社内に構築するかは大変重要なことです。在庫管理をないがしろにすると、会社の利益が全て吹き飛んでしまうばかりか、会社の存続そのものが危うくなる場合も少なくありません。
売上を増やすのが難しい昨今、在庫管理の重要性はますます高まっているといえます。




詳細は こちらから小出絹恵税理士事務所にお尋ねください。
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◆1999年1月号

奥様は経担当重役

G経理を会社経営の右腕・羅針盤に

奥様に“重役”に相応しい仕事をしていただいていまか?
経理を会社の雑用係にしていませんか?
今こそ経理を会社経営の右腕・羅針盤とする役割の見直しが必要なのではないでしょうか。

◇「経理」の仕事は?
経理の仕事は何でしょうか。伝票書きですか?
それとも、帳簿づけですか?
「請求書の発行」という声も聞こえてきそうですが、伝票起票や現金出納帳、預金出納帳、売掛金や買掛金などの帳簿づけに追われ、その合間に銀行に行ったり郵便局に行ったりと忙しい毎日を送っている経理担当者も多いのではないでしょうか。
営業は儲けを稼ぎ出す会社の花形、それに比べて経理は何の生産活動をするわけでもなく、仕方なくある盲腸のような存在。そんな情けない立場に置かれていませんか。
細かいことは何かにつけ経理に押し付けられがちで、その上、経理には請求書の発行などの締めのある仕事が山積み。期日までにしなければならない業務が優先される結果として、日常の伝票書きが遅れることにもなりがちです。
社長からは業績の報告を求められるわけでもなく、会社経営に係る相談を持ち掛けられるわけでもなく、日々わけの分からないままに、ただ伝票を書いているという状況にあるとしたら、経理はあまり楽しい仕事とは言えないことになりそうです。勿論、これをお読みの方々の中には、そのような人はいないと思いますが。
伸びる会社、元気な会社の傾向として、社長が数字に明るい(数字を大切にしている。)
ということが言えます。経理をただの帳簿づけという狭い役割だけに閉じ込めておくことなく、帳簿の数字を財務データとして認識して、その財務データを経営の意志決定に活かしていると言えます。
「うちの社長はどうも数字が弱くて、……。」と言われるなら、なおさら経理担当重役としての奥様の“重役”たる働きが求められます。腕の見せ所ですね。

◇コンピュータで変わる経理の仕事
伝票書きや帳簿づけは今やコンピュータが肩代わりしてくれる業務になりました。
誰がやっても美しく整然とした文字で、きれいな帳簿ができます。転記や数字合わせに膨大な時問のかかった試算表の作成も、コンピュータがあれば、転記ミスも計算ミスも計算誤りも心配なくスムーズにできます。
経理担当重役の仕事は帳簿づけで終わるのではなく、そこから始まるのです。帳簿の数字をどう見るか、そこから何を読み取るか、社長の意思決走に役立つ情報をどう提供するかが大切な役割になっているのです。

◇プロをどう活かすか
ある酒席で、「伝票に下手なことを書くと、かえって税理士さんがやりにくいのではないかと思って、何も書かないで領収書をお渡ししているのですけれど、これってどうなのでしょうか?」と尋ねられて、答えに窮したことがございます。お酒の席のことですから、細かいお話をさせていただくのもどうかと思いまして聞き流したのですが、お時間のある場合でしたら、逆にお尋ねしたいところではあります。

税理士に何を期待しておられますか?」と。
うちの会社はどのくらいの売上があればやっていけるのか。
資金操りは今のままで行き詰まらないのか。
貸し渋りに備えるにはどうすればよいのか。

税理士事務所に相談したいことは山ほどあるのではありませんか。

◇戦略会計の勧め
経理を帳簿づけと雑用係りの地位から、経営をする上でなくてはならない片腕の地位に、引き上げるためには何をすればよいでしょうか。
迅速な業績把握、利益計画の作成とそのチェック、資金繰り、キャッシュフローを考えた経営、・・・。
そうは言っても、何から手を付ければ良いのか分からない。「やらなきゃいけないと思っていても、出来ないのよねえ。」という声も聞こえてきそうです。
そこで、まず今自分のやっている仕事の棚卸しをしてみましょう。
それとこれからやりたい事、把握したい事を書き出します。
その仕事に優先順位をつけます。経理でなければやれないこと。経理担当者の能力が活かせる仕事を優先させます。そうして業務を整理していけば今まで手一杯だと思われていた時問に余裕が生まれます。コンピュータをフルに利用して、コンピュータに任せられるところは任せるのも大切です。
その上で会社の内容を良く知っている経理担当重役である奥様と社長とが数字を介して意志疎通をはかり、認識のすりあわせをします。先を見た経理の実践のために、経理の果たす役割は大きいのです。


詳細は こちらから小出絹恵税理士事務所にお尋ねください。
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